フィクスチャーの素材は |
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フィクスチャーの素材自体は純チタンあるいはチタン合金を用いたものが主流です。
現在、世界中の各メーカーがフィクスチャーの表面性状の開発をおこなって顎の骨とのより強固な結合がより早く起こるように多くの研究をしてきています。 |
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従来の治療とはどこがちがうのか |
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従来の治療には大きく分けて 床義歯(とりはずしの入れ歯)とブリッジがあります。
これらの治療とくらべてインプラント治療の利点はおおむね以下のようになります。 |
@ 床義歯と比べて固定式にできる
A ブリッジは両側の歯を削らなくてはならないが、インプラントは削らずに治療できる。
B 天然歯とほとんど同じ感覚で噛むことができ、バランスの良い食事ができる。
C 審美性(見た目の美しさ)や発音が自然になる |
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インプラント治療は 「夢の万能治療」か |
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インプラント治療は多くの利点を持っています。それを効果的に活かすために以下の点が重要です。 |
@ |
インプラント治療が有効な患者さんかどうかをきちんと診断することが大切です。 |
A |
インプラント治療は特殊な治療であるために、安全かつ確実に実施するためには、特別な知識、技術、検査が必要となります。 |
B |
単にインプラントを植立するだけでなく、歯周病学、歯科補綴学、材料学など多くの関連領域の知識、技術が必要となります。 |
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インプラント治療は、こうした @適切な診断 A特別な知識と技術B関連領域の知識と技術が総合的にうまく組み合わせられて、初めて期待した治療効果が得られます。
インプラントというすぐれた治療オプションをいかに適切に使用するかという点が重要なのです。使用法を誤れば期待した治療効果が得られないばがりか顎の骨や周囲組織に悪影響を与えてしまう可能性もあります。ただ単にインプラントさえすれば、何から何まですべて解決するというような「夢の万能治療」ではないのです。
こうした多くの分野におよぶ総合的な知識や技術を駆使した治療法を「包括的治療」とよびますが、これこそが、われわれSJCDの治療に対する最も根幹の概念なのです。 |
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治療費用に関して |
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インプラント治療は保険適用外の治療ですので、個々の歯科医院によって治療費用体系はさまざまです。治療費用の内訳はおおむね以下のようになります。 |
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@ 材料費 |
インプラントフィクスチャーならびに関連部品の費用が含まれますが、 実績のある成功率の高い優良メーカーのシステムのものほど高額になります。 |
A 技術料 |
手術ならびに補綴(あとからのかぶせる冠を作製する作業など)に関する技術費用が主となります。手術の方法や補綴法には実に数多くのバリエーションがあり、種々の症例に対して、その多くの方法の中からもっとも適切な方法を選択していきます。
そのためインプラント治療にあたる歯科医師、歯科技工士は決してワンパターンではなく、多様な術式を修得するために多くの研鑚を積む必要があります。そのための費やす時間、経費などを考慮して技術料は決められています。 |
B その他の経費 |
手術にかかわる種々の検査費用などが含まれます。適切な診断と治療計画の立案、そして安全に手術を受けていただくためには各種の検査が必要です。 |
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その他にもいろいろの構成要素により治療費用は異なります。単純に金額だけで「高い、安い」と決め付けられないものです。担当の歯科医師とよくご相談をされるとよいでしょう。 |
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信頼できるインプラント治療はどこで受けることができるのか |
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残念ながら現在のところ、インプラント治療は日本の歯科大学におけるカリキュラムでは、講義の中でほとんど教えられることがありません。そのためにわれわれ歯科医師は卒後教育で、独自にインプラント治療の知識や技術を修得しているのです。したがって、一口に「インプラント治療を実施している歯科医院」といっても、それらの個々の歯科医院によってその治療レベルには大きな開きがあります。
インプラント治療を希望される患者さんにとってこれは実に大きな問題です。「いったいどこで治療を受ければよいのか」とずいぶん迷われることでしょう。
こうした患者さんに、信頼できるインプラント治療を安心してを受けていただくために、名古屋SJCDでは、インプラント治療に必要な研修を毎月の研修会のみならず、海外への研修をも含め数多く実施して、最新の知識、技術の研鑚に努めております。 われわれ名古屋SJCDのメンバーに、安全で信頼できるインプラント治療についてぜひご相談ください。 |
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